ANALYSIS | 企業ESG分析
企業ESG分析|59社の戦略と開示を業種別に読む
ESG経営は、教科書だけではつかみきれません。実際の企業が何を重要課題と定め、どう取り組み、どう開示しているのか。国内外59社を業種別に取り上げ、戦略と開示の実際を分析します。
59社を掲載12業種2026.08更新
企業ESG分析の3つの視点他社の事例を読むときも、自社を見直すときも、この3つの視点で捉えると本質がつかみやすくなります。
マテリアリティ何を重要課題と定め、なぜそう判断したのか。事業との結びつきを見ます。
目標と実績掲げた目標に対してどこまで進んでいるか。数値で進捗を確かめます。
開示と評価情報開示の質と、CDPなど外部評価の結果。取り組みの裏づけを見ます。
業種から探す
自社に近い業種から読むと、論点が具体的につかめます
1
食品・飲料
4本
原料調達と水資源が重心になる業種です。農業由来の排出と生物多様性が論点になります。
2
日用品・アパレル・小売
6本
製品と店舗、そしてサプライチェーン人権。消費者に近いぶん開示の水準も高くなります。
3
電機・エレクトロニクス・IT
11本
製造時の電力と、データセンターの電力。RE100の前倒しが相次いだ領域です。
ソニーRoad to Zeroと2040年カーボンニュートラル・RE100前倒しパナソニックPanasonic GREEN IMPACTと削減貢献量リコー日本初のRE100参加と環境経営の先進性村田製作所RE100前倒しと電子部品の環境責任Apple2030年カーボンニュートラルの実践と論点Microsoftカーボンネガティブ2030とAI時代の課題Google(Alphabet)24/7カーボンフリーとAIの課題MetaScope3とウォーターポジティブAmazonThe Climate Pledgeと2040年ネットゼロTSMC(台湾積体電路)半導体の電力と水・RE100前倒しサムスン電子(Samsung)二段階ネットゼロと半導体
4
情報通信
3本
通信インフラの電力消費が中心です。基地局やネットワークの再エネ化が焦点になります。
5
自動車・機械
6本
Scope3カテゴリ11(製品の使用)が圧倒的に大きい業種。移行戦略で各社の差が出ます。
6
運輸
5本
削減困難分野(ハード・トゥ・アベイト)です。SAFや代替燃料の確保が鍵になります。
7
建設
4本
施工時の排出と、建てた建物の排出。ZEBとScope3の目標設定が論点です。
8
素材・化学
4本
製造プロセスの排出が大きく、原料転換が長期の課題です。貢献製品の考え方も特徴的です。
10
重工・プラント
2本
脱炭素インフラの供給側です。自社排出より、提供する技術の影響が大きい業種です。
11
エネルギー・インフラ・商社
9本
電源ポートフォリオと投融資。何を持ち、何から撤退するかの判断が問われます。
12
金融
3本
投融資先の排出(ファイナンスド・エミッション)が中心。移行支援の姿勢が分かれます。
各記事は企業の公開情報(統合報告書・サステナビリティレポート等)をもとにgreenote編集部が整理した解説です。数値・評価は時点により変わります。特定企業への投資を推奨するものではありません。