ESG開示・実務カレンダー|年間スケジュールと担当者がやること

ESG開示・実務カレンダー|年間スケジュールと担当者がやること

サステナビリティ・IR担当者が、1年を通じて「いつ・何を準備すべきか」を一望できる実務カレンダーです。開示制度の動きと、四半期ごとの実務を整理しました。

※具体的な期日は年度・企業・制度改定により変わります。本ページは一般的な年間サイクルの目安で、最新の確定情報は各機関の一次情報をご確認ください(2026年6月時点)。

通年で押さえる開示の枠組み

まず、年間を通じて関わる主要な枠組みを俯瞰します。

SSBJ(日本)
日本のサステナビリティ開示基準。適用時期・対象を確認。解説
ISSB(国際)
IFRS S1/S2。国際的なベースライン。関連
EU CSRD・CBAM
EU域内・輸出企業に影響。CSRDCBAM
CDP
気候・水・森林の質問書。回答例
GX(日本)
GXリーグ・GX-ETS・移行債。解説
統合報告書・人的資本
年次の作成・公表。統合報告書

第1四半期(4〜6月):データ収集と土台づくり

担当者がやること

  • 前年度のGHG排出量(Scope1〜3)のデータ収集・確定
  • マテリアリティ(重要課題)の見直し・棚卸し
  • 当年度のサステナビリティ目標・KPIの確認
  • 統合報告書の編集方針・骨子の検討開始

第2四半期(7〜9月):開示・回答シーズン

担当者がやること

  • CDP回答の作成・提出(締切付近。年により時期は変動)
  • 統合報告書の作成・公表(多くの企業がこの時期に発行)
  • サステナビリティレポート/データブックの更新・公開
  • 株主・投資家との対話(エンゲージメント)への備え

第3四半期(10〜12月):国際動向と次年度設計

担当者がやること

  • COP(国連気候変動会議)など国際動向のフォロー(COPとは
  • 次年度のサステナビリティ戦略・予算の検討
  • サプライヤーエンゲージメント(Scope3削減)の計画
  • SSBJ・ISSB等の最新基準・改定のキャッチアップ

第4四半期(1〜3月):開示準備の追い込み

担当者がやること

  • 有価証券報告書のサステナビリティ開示の準備(情報開示ガイド
  • SSBJ適用に向けたデータ・体制の最終確認
  • 第三者保証(検証)の手配・スケジュール調整
  • 当年度の取り組みの総括と次年度目標の確定

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